2018年04月29日

ホセ・ラファエル・モネオの建築

「ホセ・ラファエル・モネオ」は、1937年にスペイン、ナバラ州トゥデラに生まれ、1958年から「フランシスコ・ハビエル・サエンス・デ・オイサ」事務所に勤め、1961年に、マドリード工科大学建築高等技術学校で学位を取得した。
1962年に、デンマークの建築家「ヨーン・ウッソン」の事務所で働いた。
1963年から、スペイン・アカデミー奨学金を得て、ローマで2年間研究した。
彼の作品は、初期のころから石やレンガを使っているのが特徴的である。
1981年に、スペイン、ログローニョに「ログローニョ市庁舎」(下の写真)が完成した。

ログローニョ市庁舎2.jpg
この建物は、三角形の二つの建物が広場に向かって直行して建ているが、四角の建物を広場部分だけ三角に切り取られたような建物の配置のなっている。広場に面した二つの建物のファサードは、片方は一階廻りにピロティを設けた空間を構成し、もう一方の建物は細い柱で庇を支えたような形状で奥まった空間を構成している。
1986年には、スペイン、メリダに「国立古代ローマ博物館」(下の写真)が完成した。

国立ローマ博物館.jpg

この建物は、壮大な古代ローマ建築を再現した様な印象的なファサードの外観をしています。
1992年に、スペイン、マドリードに「アトーチャ駅・新駅舎」(下の写真)が完成した。

アトーチャ駅.jpg

この新駅舎のすぐれているのは、旧駅舎と好対照を成す現代的な駅舎であるが、旧駅舎の部分を待合室を兼ねた植物園として再利用して取り込んでいるところにある。
1998年には、スウェーデン、ストックホルム「ストックホルム近代美術館」(下の写真)が完成した。

ストックホルム近代美術館2.jpg

この建物は、竣工後欠陥が見つかり2002年に閉館して、補修等を行い2004年に再オープンしている。
1998年には、スペイン、ムルシアに「ムルシア市庁舎」(下の写真)が完成した。

ムルシア市庁舎2.jpg

この建物は、古い建物中に新しい建物として「カルデナル・ベルーガ広場」に面して建っていて、建物の反対側に「カテドラル」が建っている。
1999年には、スペイン、サンセバスチャンに「クルサ―ル国際会議場(下の写真)が完成した。

クルサール国際会議場.JPG

「クルサール国際会議場」は主にふたつの巨大な多面状の「キューブ」で構成されていて、このふたつのキューブは二重構造となっており、半透明のダブルガラスの外壁の内部に「入れ子状」に公会堂やホールがあり、ふたつのキューブの間には大規模な歩行空間がある。この歩行空間のテラスからは、ラ・スリオラ海岸やウルメア川河口を眺めることができる。
2002年には、アメリカ、ロサンゼルスに「天使のマリア大聖堂」(下の写真)が完成した。

天使のマリア大聖堂.jpg


この「天使のマリア大聖堂」は、世界で3番目に大きく、カトリックの教会としては全米で最も大きい教会で、ロサンゼルスの大司教区の 本拠地でもある。教会らしからぬ直線的でモダンなファサードを持ち、ベージュのコンクリートで覆われて南国らしさを感じさせられる。

天使のマリア大聖堂内部.jpg

この教会の内部は、一般の教会と異なり、アシンメトリーな空間構成をしており、角度を付けた開口部からの採光によって内部空間を演出している。
2007年には、スペイン、マドリードに「プラド美術館新館」(下の写真)が完成した。

プラド美術館新館2.jpg

この新館の建物は、古くから建っていた「ヘロニモス修道院」の残された廻廊を活かして建てられていて、1785年にカルロス3世の命令により、建築家「ファン・デ・ビジャヌエバ」によって設計された「ビジャヌエバ館」とは、地上でつながっている。
2009年には、スペイン、サンセバスチャンに「デウスト大学図書館」(下の写真)が完成した。

デウスト大学図書館.jpg

この建物は、スペイン、バスクにある「デウスト大学」の「サンセバスチャンキャンパス」内に建てられた学校図書館であり、ガラスブロックによって構成された外観である。

今回は、「高松宮殿下記念世界文化賞」、「Wikipedia」他を参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

☆参考



posted by 墨水 at 09:30| Comment(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする